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ブリッジの歯が痛い!考えられる原因と治療法
ブリッジ治療後に痛みが生じた場合、その原因を正確に突き止め、適切な治療を行うことが重要です。痛みの原因は多岐にわたるため、治療法もそれぞれ異なります。まず、噛み合わせの高さが合っていないことが原因で痛みが出ている場合、治療は比較的シンプルです。歯科医師が咬合紙という色のついた紙を噛んでもらい、強く当たっている部分を特定し、ブリッジの表面をわずかに削って調整します。多くの場合、これだけで痛みは劇的に改善します。次に、ブリッジの下で虫歯が再発している「二次カリエス」が原因の場合、治療は少し複雑になります。まず、ブリッジを一度取り外し、内部の虫歯を完全に除去する必要があります。虫歯が浅ければ、虫歯の部分だけを削って詰め物で修復し、再度同じブリッジを装着できることもありますが、虫歯が深い場合や、ブリッジを外す際に破損してしまった場合は、歯の神経の治療を行った上で、新しいブリッジを作り直すことになります。土台の歯が歯周病にかかっている場合は、歯周病の治療が最優先されます。歯の周りに付着した歯石や歯垢を専門的な器具で徹底的に除去する「スケーリング・ルートプレーニング」を行い、歯茎の炎症を抑えます。歯周病が重度に進行している場合は、歯周外科手術が必要になることもあります。歯茎の状態が改善してから、必要であればブリッジの再製作を検討します。土台の歯の根の先に膿が溜まっている「根尖性歯周炎」の場合は、歯の根の治療(根管治療)が必要です。ブリッジの上から穴を開けて治療を行うこともありますが、精密な治療が難しい場合は、ブリッジを外して治療を行います。そして、最も深刻な「歯根破折」が原因である場合は、残念ながら、その歯を保存することは極めて困難であり、抜歯が第一選択となります。抜歯後は、インプラントや入れ歯、あるいはさらに長いブリッジなど、次の治療計画を立てていくことになります。